実は誤解だらけ、元ロンドン在住者が語る天気・降水量・気温・服装

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ロンドンの天候について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

わたしはイギリスに移住するまで、年中曇り空で、しとしと雨が降っていて、日本より寒いイメージをもっていました。

天気予報とか色々調べる事ができますが、なかなか現地にいないと、イメージがわかないと思います。

実際ロンドンに住んでいた身として、日本と比べて、実生活上どう感じたか、「天気・降水量・気温・服装」について、説明したいと思います。

今後ロンドンに行く予定がある方の、参考になれば幸いです。

天気予報は全部入り!

ロンドンだけでは無いのですが、イギリスの天気予報は、大体全部入りです!

BBCニュースでも何でも見ると、「晴れ•曇り•雨」など、とりあえず全て言っておけばOKみたいな感じです。

大体全部入りなので、的中率は高い方だと思います。

実際、驚くほど天気がすぐ変わります。聞いた話では、イギリスには高い山が無いから、天気が変わりやすいそうです。


確かに、例えばイングランドで一番高い山Scafell Pikeで、978メートルしかありません。

富士山は3,776メートルあります。

日本だと百名山と言われる中で、3,000メートル超が富士山を含め13、そして百名山の中で一番低い山が、北関東にある筑波山で877メートルです。

イギリス全土で見ても、スコットランドにあるBen Nevisの1,345メートルが一番高い山なので、こと山に関してイギリスは、あまり競えるものがありません。




話が脱線しますが、ウェールズ地方の話で、直訳すると「丘を登って、山を降りてきた英国人」という映画があります。

邦題は「ウェールズの山」ですが、原題は「The Englishman who Went up a Hill but Came down a Mountain」です。

ウェールズの山 – 予告編 (字幕版)



どういう意味かというのが、映画の内容そのものなのですが、ご興味があればご覧ください。



ヒュー・グラント主演、ほっこりする内容です。

降水量は、東京の半分以下

ロンドンでは、意外と雨は降りません。イメージと全然違いますよね。

もう少し、詳しく説明すると、日本みたいに一日中降る雨が、ほとんどありません。

多くの人が、現地で傘をささない(そもそも持ち歩かない)理由でもあります。

ロンドンの年間降水量は、ざっくり600mm程度と、例えば東京の年間降水量である1,400mmの半分以下です。

梅雨の時期では無い、東京の12月ー2月の月間平均降水量50mmが、ロンドンの通年に対する月間平均降水量と同程度と言えば、よりイメージが湧きやすいでしょうか。





イギリスの傘といえば1868年創業のフォックス(Fox)が有名ですが、わたしのおすすめは1928年誕生したドイツのクニルプス(Knirps)です。

フォックスの細身シルエットは確かに美しいのですが、実用性となると個人的にはクニルプスに軍配があがります。

カフェやお店に入って、出たら地面が濡れていた経験なんて、ロンドン現地では良くあると思います。

気温・服装、夏は涼しく冬は東京と同じ位

ロンドンの夏は涼しく(かなり快適)、冬の寒さは東京と同じ位です。

ロンドンの緯度(北緯51度)は、北海道より高く樺太のそれとほぼ同じなので、日本からイギリスに引越をする時は、かなりびびっていましたが、イメージとは裏腹に真冬の気温がロンドンと東京で、そこまで変わらないのには、驚きました。

冬の冷え込みが緯度の割に厳しくならない理由は、暖流と偏西風です。

そのため、雪は降っても年に数日程度、数年に一度位積もる事もありますが、数日で雪がなくなるので、これも東京と似ていますね。


ロンドンの夏は湿気がなく、うだるような暑さがないので快適に過ごせます。半袖を着た日数は、年間を通して数日程度。真夏でも何かしら羽織るものが必要だと思います。


ロンドンには梅雨や猛暑がありません、年に数える程暑くて寝苦しい日がありますが、大抵朝晩は気温が下がるので、窓をあけると天然のクーラーが使えるという訳です。

お店は別として、個人であればクーラーがある家はかなり少数派ではないでしょうか。なので、稀に暑くなる時は、扇風機が良く売れるのがロンドンの風物詩でもあります。


つくづくスーツはヨーロッパの文化だと思いました。ロンドン位の気温なら、真夏でもカラッとしているので、スーツを着ていても問題無いです。

東京と比べて、デメリットは

「天気・降水量・気温・服装」で日本(東京)と比べると、ロンドンは大変過ごしやすいのですが、当然デメリットもあります。

日照時間

メリットとともにデメリットでもあります。

夏は夜9-10時位まで明るいので、仕事後の活動を楽しめます。ゴルフしたり、ランニングしたり、パブいったり。

冬は3時位で、暗くなるので、体力的・精神的にしんどいです。

具体的には、日照時間が極端に少ないので、紫外線を浴びることができず、ビタミンDを体内生成できません


そもそも日照時間が少ない上、曇り空がデフォルトなので、「冬晴れ」なんかには滅多にお目にかかれないです。

ロンドンに限らないと思いますが、日照時間が少ない地域の人ほど、日差しを浴びようと我先に、日差しの良い席を占有したがりますね。


食事以外でも、ビタミンDをタブレット等で積極的に摂る人が多いです。BootsSuperdrugなどドラッグストアで、様々な種類のものが売られています。



年齢問わず、生まれたばかりの赤ちゃんや、未就学児の子どもなんかにも、ビタミンDのサプルメントを与えるよう、NHS(イギリスの国民保険サービス)が指導している位です。

Should I take a vitamin D supplement?
Advice for infants and young children

The Department of Health and Social Care recommends that:

・breastfed babies from birth to 1 year of age should be given a daily supplement containing 8.5 to 10 micrograms of vitamin D to make sure they get enough

・formula-fed babies should not be given a vitamin D supplement until they’re having less than 500ml (about a pint) of infant formula a day, as infant formula is fortified with vitamin D

・children aged 1 to 4 years old should be given a daily supplement containing 10 micrograms of vitamin D

引用元リンク:https://www.nhs.uk/conditions/vitamins-and-minerals/vitamin-d/

乾燥

湿気が無いのは良いのですが、日本人からすると乾燥し過ぎている気がします。



木造の家具など、湿度の影響を受けやすいものは、管理が大変です。

革製品なども、しっかり保革しないと乾燥して割れる原因になります。日本と同じ感覚で使っていて、わたしは革靴をダメにしました…

冬は霧が発生し易く、特に朝のフライトは頻繁に遅延が発生します。



霧が発生する理由は、大気中の寒暖差です。

どういう事かというと天気が変わりやすい理由と同じですが、暖流と偏西風によって運ばれてきた温かい大気と、ヨーロッパ大陸に停滞している冷たい大気が、ちょうどぶつかり合う為です。

言われてみると、シャーロックホームズと霧という組合せに、心当たりある人も多いかと思います。

まとめ

わたしだけかもしれませんが、思い描いていたロンドンの「天気・降水量・気温・服装」と、実際に現地で生活してみて、感じた事が違かったので、自分なりにまとめてみました。

人によっては上記デメリットが致命的かもしれませんが、わたしにとってはデメリットを超えるメリットがあったので、ロンドン生活は大変気に入っていました。



日本の猛暑から逃れる為に、ロンドンに来るのは良いと思いますし、真冬でも東京と同じ位の寒さで、降水量も大差無いので、クリスマス前後を除いて通年おすすめできます!

ヨーロッパのクリスマスは、日本のお正月みたいなものなので、お店が基本的に閉まります。




※本文は以上です。
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