Revolut(レボリュート)の運用口座でGBP1.35%の金利、預金保険制度対象って本当?!

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2020年1月23日付けで、イギリスの有料メタルカード保有者向けに、Revolut(レボリュート)が新たなサービスを開始し以下の通り、リリースしました。

Revolut公式サイトに記載されていた全文のテキストを、当ブログ内に別記事として投稿済みです。
コピペした理由は後程。

Savings Vault

Savings Vaultというのは、銀行でいうSavings Accountと似たようなもので、貯蓄口座と訳される事がおおいかと思います

Revolut公式リリースによると、イギリス居住者(税制上イギリスで税金を納めている)の有料メタルカード保有者向けに、ポンド建てで、ある一定の金額まで1.35%金利が付利される、貯蓄口座をオファー開始との事。

Savings Vaultで預けたお金は

しかもSavings Vaultに入れた資金は、Paragon Bankに預け入れされ、なんとイギリスの預金保険制度 Financial Services Compensation Scheme (FSCS) の対象との事。


思いっきりRevolut公式ページで、FSCS対象って書いてあるのですが、本当なんでしょうか。大丈夫なのかな。

To begin with, Savings Vaults will be available to Revolut Metal customers whose sole tax residency is the UK. Funds in Savings Vaults are deposited with Paragon Bank and protected by the FSCS up to a value of £85,000 for eligible customers.

https://blog.revolut.com/


別途、投稿済みの以下記事をご覧いただくと分かると思いますが、Revolutは銀行ではありません。


Revolutはリトアニアで、確かに銀行ライセンスを取得しましたが、EUパスポーティングはまだ使えないので、リトアニア以外の国で、まだ銀行業は営んでおりません。

その手があったのか

Revolutのリリースを読むと、銀行ではないけどRevolutを経由して、イギリスの預金保険制度(FSCS)対象の金融機関に資金を預けたから、預金保護されるという事です?!


もしかして考えた人、天才?


わたしが勉強不足なだけなのか、正直斜め上の発想過ぎて言葉も出ません。このロジックが通るなら、銀行免許の意味って何なんでしょうね。


イギリスの預金保険制度(FSCS)対象の金融機関となるには、まず銀行でないといけないし、預金保険制度の適用を受けるにあたり、金融機関は預金保険料たるものを収めないとけません。


その保険料はRevolutが負担しているのかとか、色々疑問が湧いてきます。
別にFinTechとか関係無しで、一体どういうスキームなのか、ただただ気になります。もしRevolutがリリースした記事通りなら。

現時点で確認できるニュースを読む限り、Revolutのリリース記事を転用しているだけなので、どこもイギリスの預金保険制度(FSCS)対象とはっきり書いちゃってます。

Paragon Bank

分別保管という意味なのでしょうか、Savings Vaultの最終預入れ先として出てくるParagon Bank自体は、預金保険対象の銀行です。



執筆時点での情報ですが、Paragon Bankの公式サイトによると、一年のSavings Account金利は1.55%です。
あれ、Revolutは金利1.35%でしたよね。

差額の0.2%は、どこにいってしまったのでしょう。
Revolutは個人では無いから、異なる金利が適応されるのかもしれませんが。

どちらもAER = Annual Equivalent Rate、一年間複利運用した場合の年換算利率です。 期間が異なる場合でも、ざっくり同じ基準で比較する事ができます。

RevolutのSavings Vaultは一年じゃなくて、日次で金利が付与されるみたいなので、すぐに引き出せるという点では勝っていますが。まぁ、Revolutは銀行じゃないし比較対象になりませんね。

わざわざRevolutを通すメリットが無い気がしますし、それなら直接Paragon Bankで口座開設して預入れした方が、正式に預金保険対象になるので、わたしならそうします。

少し気になるのがParagon Bankの公式サイトで、Revolutとのタイアップに関するリリースが全く出ていないんですよね。

Eligible customersって誰やねん

先ほどの引用箇所です、もう一度掲載します。

To begin with, Savings Vaults will be available to Revolut Metal customers whose sole tax residency is the UK. Funds in Savings Vaults are deposited with Paragon Bank and protected by the FSCS up to a value of £85,000 for eligible customers.

https://blog.revolut.com/

最後にしれっと、Eligible customers (適格者)には預金保険制度(FSCS)が適用されますと。

うん、適格者というか、預金保険制度に加入している金融機関であれば、もれなく預金者は一人あたり85,000ポンドまでFSCSによって保護されるものなんですが、一体どういう事でしょう。

謎が深まる一方です。

それとも、RevolutユーザーがSavings Vault経由で、Paragon Bankにユーザー名義の口座を新規作成及び管理できるAppを開発したとかなのでしょうか。

誤爆記事だったのか

そうこうしている内に、Revolut公式サイトから、本件に係るリリース記事が抹消されました。
記事の訂正とかではなく、完全抹消です。

Googleクローラーに、抹消依頼を出したものと思われます。

あいにくスクショまでは流石に取ってなかったので、テキスト全文だけ、ご参考までに別記事として投稿保存済みという訳です。

でもニュースでは、公式サイトの本文を元に、既に報じられて拡散してしまっているので、今でも「Revolut savings vault」で検索すれば、記事が読めると思います。

Revolutの担当者が、投稿予定記事の内容確認を受けずに、勝手に投稿してしまったんですかね。

最後に

事実としてRevolutは一旦、Savings Vaults with 1.35% AER now live for GB Metal customersというタイトルで記事を投稿し、その後何の通知もなく削除しました。

その他は、単なるわたしの削除された記事に関する感想です。

既に削除された記事によると、今回はメタルカード保有者向けのサービスなのですが、今後はプレミアやスタンダート向け、イギリス以外の国にも、順次拡大予定みたいです。


わたしは、正直Savings Vault及び、既にロンチ済みのVaultサービスは、はっきりいって何のメリットを見いだせないので、おすすめできません。

Revolutカードの使い勝手は物凄く良いのですが、ちょっとこじらせている(銀行として見られたい)というか、リリース記事を読んでも、肝心なポイントが結構抜けていたりして、どこかふわふわした感じなんですよね。


間違えてリリースしたなら、無かった事にしないで、しっかりと説明するスタンスを示せば、長期的には信頼や評価が高くなると思うのは、わたしだけでしょうか。


やっぱりこういうところが、銀行とは違うのかなと思ってしまいます。

が、捨てカード的に使う分には、Revolutは最高だと思います。
やや心無い運営ではあるものの、やっぱりRevolutは使い勝手が良いんですよね。



イギリス在住なら、銀行であるMonzoとプリペイドカードRevolut、ヨーロッパの大陸に在住なら、銀行であるN26とプリペイドカードRevolutの組み合わせが最強です。



また居住国以外の外貨収入がある個人事業主・フリーランス・アフィリエイター等の人にとっては、トランスファーワイズのボーダレス口座(マルチカレンシー口座)が、かなりおすすめです。



Revolutを数年使って、実害を被ったとかは特に無いですし、便利な事に間違いは無いので、これからも使うと思いますが、ちょっと今回の出来事は見逃せなかったので記事にしました。




※本文は以上です。
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