あなたはカートリッジ式のT字型カミソリ、電気シェーバーどちら派ですか?
カートリッジ式は替刃がやたら高いし、電気シェーバーは安かろう悪かろうで、それなりの物を求めようとすると結構なお値段になります。
どちらも一長一短あるかと思いますが、実は他にも選択肢があるんです!しかも、物凄く経済的な。
この記事では、実際にわたしが使っている両刃カミソリ(安全剃刀)について、維持費(ランニングコスト)に注目して、カートリッジ式のT字型カミソリ、電気シェーバーとそれぞれ比較したいと思います。
男性だけではなく、女性の方にも是非読んでいただきたいです。
両刃カミソリとは
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、両刃カミソリとは何か良く分からない方は、以下の投稿記事をご覧下さい。
両刃カミソリの魅力、使い方や、日本国内でも入手可能な初心者におすすめなブランドと各モデルなどについて書いてあります。
両刃カミソリ、カートリッジ式、電気シェーバーの維持費を比較
両刃カミソリ、カートリッジ式、電気シェーバーの維持費を比較したいと思います。
流石に色々な商品があるのと、使用頻度によって結果が変わってくるので、以下の前提条件としています。是非、ご自分の場合に当てはめて、数値を変えた上で比較してみて下さい。
- カートリッジ式は、Amazonの売れ筋ランキング1位を使用(本記事執筆時点)
- 電気シェーバーの本体価格(除菌洗浄機無し)は、Amazonの売れ筋ランキング上位の平均値を使用(本記事執筆時点)
- 1週間に一度、替刃を交換(年間で52回交換)
- 本体価格に含まれている替刃(両刃カミソリ・カートリッジ式)は、年間維持費算出に含めて試算
- 電気シェーバーの刃は、2年間交換しない(メーカー推奨は、1.5-2年ですが単純化の為無視)
- シェービングクリーム/保湿剤/電気代は無視
両刃カミソリ | カートリッジ式 | 電気シェーバー | |
---|---|---|---|
本体価格 | 1,000円程度 (替刃2枚付き) | 3,000円程度 (替刃17個付き) | 8,000円程度 |
1枚あたり替刃代 | 50円程度 | 350円程度 | ー |
年間の替刃代 | 2,600円程度 | 18,200円程度 | ー |
1年間の総維持費 | 3,500円程度 | 15,250円程度 | 8,000円程度 |
両刃カミソリとの差 | – | +11,750円程度 | +4,500円程度 |
2年間の総維持費 | 6,100円程度 | 33,450円程度 | 8,000円程度 |
両刃カミソリとの差 | – | +27,350円程度 | +1,900円程度 |
驚きではありませんが、やはりカートリッジ式は替刃が高いので、年間で比較すると維持費の高さが際立ちます。
一方の電気シェーバーは、丸2年間壊れず刃も替えずに使用した前提でも、まだ両刃カミソリより割高です。替刃やバッテリー交換、修理などが3年目以降発生すると、一気に維持費がかかりますね。
両刃カミソリ、カートリッジ式、電気シェーバーの長所・短所
両刃カミソリ、カートリッジ式、電気シェーバーの長所と短所をそれぞれまとめてみました。
あくまでも、わたしの感想なのでご参考までに。
両刃カミソリ
少々慣れるのに時間がかかるものの、わたしがおすすめは両刃カミソリです。
10,000円位する本体を買っても、中長期的にみるとコストパフォーマンスが抜群です。
長所
- 本体がほぼ永久に使える、まず壊れない
- 替刃が激安
- 替刃は世界共通なので、選択肢が豊富(別メーカーの替刃も使用可)
- 海外平行輸入品の替刃は、1枚15円程度と驚愕の安さ
- 本体が分解できるので、簡単に洗えて衛生的
- 刃を掃除できるので、刃詰まりが起こらない
- 維持費が安い
- 常に新しい刃のような剃り心地
- 髭剃り時の「チリチリチリ」という音が良い
- 両刃カミソリを置いておくと、洗面台の見栄えが良い
短所
- 真鍮クロムメッキでしっかりした本体(ホルダー)は、7,000-10,000円程度する
- 髭剃りのテクニックが必要
- 刃が横滑りすると、スパっと切れる
- カートリッジ式に比べて、剃るのに少し時間がかかる
- 失敗すると容易に血が滲む
- 本体と替刃は、どこにでも売っている訳ではない。ネット通販以外だと、百貨店や東急ハンズ等で取り扱っている模様。
- 本体(ホルダー)やシェービングソープ、シェービングブラシ等に拘りはじめると、逆に高くつく可能性あり
カートリッジ式
替刃が高いですよね…でも刃を替えないと、剃り心地が悪化するし、何より非衛生的です。
カートリッジ式を使っている人こそ、両刃カミソリを試してみてはいかがでしょうか。
長所
- 本体(ホルダー)自体は、比較的安い
- 髭剃りのテクニック不要
- 誰でも、そこそこ綺麗に剃れる
- 複数刃になるほど、肌当たりが優しい
- 刃が横滑りしても切れない
短所
- 替刃が高い(所謂、ジレット商法)
- 替刃は同一メーカーの同一シリーズのみ対応
- 自分の使っているシリーズが終了するリスク
- 複数刃は構造上、一度詰まると綺麗にできないので、剃り心地が悪化する
- 本体(ホルダー)や刃を洗っても、構造上限界があり非衛生的になってくるので、定期的に買い替える必要あり
電気シェーバー
わたしは一時しか使っていないので、正直そこまで電気シェーバーに思い入れが無いのですが、思いつくままに以下挙げてみました。
電気シェーバーはやはり、手軽に髭剃りができるので、髭剃り自体に時間を費やしたくない人は、両刃カミソリに向かないかもしれません。
長所
- 一番手軽に髭剃りができる
- 髭剃りのテクニック不要
- 誰でも、そこそこ綺麗に剃れる
- 商品によっては、シェービングクリーム不要
短所
- 除菌洗浄機付きだと、価格が2倍近くになる
- 上位モデルだと、4-5万円程度する
- 除菌洗浄機付きだと、洗浄液など追加コストが発生する
- 替刃の周期が1.5-2年なので、徐々に剃り心地が悪くなる
- 使っている商品次第だけど、一般的に電気シェーバーの替刃代は、両刃カミソリとカートリッジ式の間位のイメージ
- バッテリーのへたりや交換問題
まとめ
維持費が驚異的に安い両刃カミソリを使うと、かなりの節約になるという記事でした。
カートリッジ式や電気シェーバーしか選択肢が無いと思っていた人の参考になれば幸いです。
両刃カミソリの替刃ですが、日本製のものがあるので、品切れの心配は無いですし、海外平行輸入品でも、全く問題無く使えます。
両刃カミソリの本体(ホルダー)は、1,000円位で買えますが、10,000円も出せばドイツ製真鍮クロムメッキで、重厚感あるクラシックな見た目のホルダーが手に入ります。
ドイツ製の両刃カミソリはAmazon等で探せば、7,000-8,000円程度でも売られているようです。
家計の節約にもなるし、ドイツ製の両刃カミソリは見た目が美しいので、自分へのご褒美、男性へのギフトとして最適だと思います!
わたしは両刃カミソリの魅力にどっぷりつかり、世界中の替刃を色々と試して楽しんでいます。
ハマると、単なる面倒な髭剃りという事務作業から解放されるので、両刃カミソリは本当におすすめです!どこか靴磨きと通じるものがあるかと思います。
両刃カミソリ(ウェットシェービング)の世界にどっぷりはまってしまったあなたには、バーバー(理容室)の本場イギリスで施術を受けてみてはいかがでしょうか。
※本文は以上です。
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