写真などデータを復元、無料ソフトDiskDiggerの使い方

CDやDVDに写真を保存していて、読み込みエラー或いは誤って削除してしまい、焦った事はありませんか?

わたしは過去に一度だけあります、プロパティでディスクの使用領域を確認すると、容量が表示されるのでデータ自体は存在している筈ですが、如何せん応答しません。

もう顔面蒼白になりました、家族写真を全くバックアップしていなかったのです…

専門業者に依頼する事を考えましたが、その前に画像データやファイル等を復元してくれる無料ソフトをいくつか試したところ、DiskDiggerが群を抜いて使いやすかったのと、復元率がわりと高かったので、使い方やメリット・デメリットなど、まとめてみました。

同じように切実な悩みを持つ方の参考になれば幸いです。

DiskDiggerの使い方

DiskDiggerの使い方ですが、PCの場合至って簡単です。

1.公式サイトより、OSに合ったバージョンをダウンロード。
インストールは不要で、Zipファイルを解凍後、exeファイルを実行。
https://diskdigger.org/download

2. 復元したいデータが入っているドライブ(ディスク名)を選択。
「次へ」をクリックすると、スキャンが開始。

3. 「より詳細にディスク全体をスキャンする(ファイルの痕跡をスキャンする)」を選択。
リストが表示されるので、復元したいファイルタイプを必要に応じて選択。デフォルト通り、全てチェックにしておいて良いと思います。

4. 指定したファイルタイプがリスト表示。
写真の場合、サムネイル表示に切替可能です。リスト・サムネイル表示何れの場合においても、別途プレビュー画面があるので、大きな画像を確認できます。Exif情報も取得できます。


5. リストの中から、復元したいファイルを選択。
ファイルは、1つでも複数でも選択できます。全て選択する場合はCtrl + A、複数の場合はCtrlキーを押し続けたままクリックして選択します。

6. 「選択されたファイルを保存」をクリック。
復元するファイルの保存先を指定します。保存先はどこでも良いですが、くれぐれも復元しているディスクを選択しないようにしましょう。

7. 「登録キーを入力します」という画面とともに、3つの選択肢が表示されます。
・続行登録なし
・Enter License
・キャンセル


無料版でお使いの方は、続行登録なしをクリックし5秒間待ちます。有料版を購入した人は、ライセンスキーを入力します。

大変ありがたいことに、個人での利用目的であれば枚数制限無しで、いくらでもデータ復元を試みる事ができますが、無料版だと1つのファイルを復元するごとに、5秒間の待機時間が設けられています。

続行登録なし and/or Enter Licenseをクリック後、予め指定した保存先に復元されたファイルがあるので確認します。


以上、簡単に使い方を説明しましたが、日本語にも対応していますし、直感的に操作可能だと思います。

メリット

これ程の素晴らしい復元ソフトが、一部制限があるものの無料で使えるのは驚きです。


復元を試行できる対象ファイルの種類が多いので、ほとんどの人はDiskDiggerで事済むのではないでしょうか。

ごく一部ですが代表的な形式だけでも、写真(JPG、PNG、GIF、BMP、TIFFほか)、ビデオ(FLV、WMV、MOVほか)、音声(MP3、WMA、AVI、WAV、MIDほか)、ドキュメント(DOC、DOCX、XLS、XLSX、PPT、PPTX、PDF、XML、HTML、ODT/ODS/ODP/ODGほか)、圧縮フォルダ(ZIPほか)など幅広いファイルに対応しています。


(今のところ幸運なことに)使った事はありませんがPC用以外に、アンドロイドOSのスマートフォン用App“DiskDigger photo recovery”が出ているので、パソコンを介さなくてもスマホ内のデータ復元を試みる事ができます。

デメリット

わたしの場合、PCで画像データの復旧を試みた訳ですが、無料プランでは一枚づつしか復元できません。

5秒の待機時間を経て、都度クリックする必要があるので、PC画面を見続けて操作しなくてはなりません。復元したいデータ数(写真であれば枚数)に、5秒を乗じた時間が余計にかかります。

簡単な作業時間の目安表を作ってみました。

データ数所要想定時間
30枚2分半
50枚4分少々
100枚8分少々
300枚25分
500枚42分弱
1000枚1時間23分少々


復元したいデータ数が多くて、一括で対応するには有料版を購入する必要があります。

思い出の写真となると、十分にペイすると思いますし、専門業者に頼むにしても、おそらくDiskDiggerより高くつく可能性が高いので、そこまでのデメリットでは無いかもしれません。

むしろお金で解決するなら、本当に有難いです。



macOSは対応していないので、外付けハードディスクやCD・DVD・UBSなどであれば、Windows(10、8、7、Vista、XP)やLinuxを使う必要があります。

Catalinaより前のmacOSは、32-bitアプリケーションが動作したのでDiskDiggerを使えたのですが、その後は特にサポートされていないようです。

ビデオファイルの復旧は無料バージョンが無いようなので、最初から有料版を購入する必要があります。

当然と言えますが、物理的に破損したデバイスに、DiskDiggerは使えませんので、他の手立てを考える必要があります。

開発元の米Defiant Technologies, LLC.

DiskDiggerを開発しているのは、アメリカ合衆国はマサチューセッツ州ボストンにある2009年設立のDefiant Technologies, LLC.というソフトウエア会社です。

LLC(Limited Liability Company)で開示情報が少なく、探すのに苦労しましたがDmitry Brant氏が同社のオーナーです。

ロシアのモスクワ出身で、アメリカに移住したエンジニアです。

Brant氏の公式サイトによると、DiskDiggerは2010-2013年にWindows版がリリース、PC版の累計ダウンロード数は、2018年に100万超えしています。2014年にAndroid版を出し、こちらは2019年時点でApp累計ダウンロード数が100万超を記録しました。


2014年4月からWikipedia系列の非営利組織Wikimedia Foundationでも働いています。

DiskDiggerに関しては、米CNETLifehackerなど大手メディアで取り上げられている実績があります。

写真などデータは、2か所以上にバックアップ

バックアップの基本ですが、2か所以上に分散してデータを保管した方が良いですね。

読み込みエラーで、写真データが読み込めなくなった反省から、現状以下3か所に保存するようにしています。

  • PC本体
  • 外付けハードディスク(SSD)
  • クラウドストレージ


外付けハードディスク(SSD)は、OS問わず動作するので便利な時代になりました。PC本体と切り離してデータを保存する安心感があります。



クラウドストレージはGoogleドライブが有名ですが、写真に関して容量無制限のサービスが2021年5末で終わってしまうので、代わりにNextcloudを使っています。

Amazonプライム会員であれば、追加料金無し・無制限で写真を保存できる、Amazonプライムフォト特典があるので、こちらも有力候補かと思います。

最後に

DiskDiggerを用いた写真の復元率ですが、細かく記録はしなかったものの大体8割くらいだったと思います。

完璧な状態のものが全体の7割程度、惜しいのが1-2割だったイメージです。

惜しいというのは、トリミングすれば復元したと言えるような状態です。ピカソ初期のようなものから、キュビズムが入ったものまで…


専門業者に依頼する前に、また無料版でも無制限に試せるので、DiskDiggerはかなりおすすめのデータ復元ソフトです!

DiskDiggerに限った話ではありませんが、無料・有料版問わず、全てのデータを復元できる訳では無いのでご注意下さい。


わたしの場合、大方の家族写真を復元でき、面目を保つことができました。Brant氏に感謝です。

無事データが復元でき安堵したところで、ふと気付いたのですがDiskDiggerなどのソフトを使えば、素人でも簡単にデータの復元ができてしまうので、情報の取扱いには注意したいところです。





※本文は以上です。
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