折角イギリスで買物をするのであれば、できるだけお得に英国ブランドを手に入れたいですよね。
リージェント通りや、オックスフォード通りなど市内での買い物は、これぞロンドンといった雰囲気で楽しいですが、少し足をのばせば多数のアウトレットがあります。
本記事では元ロンドン在住者である筆者が、日本からの来訪者をアテンドして喜ばれたアウトレットを厳選して、紹介したいと思います!
基本的に全て英国発のブランドで、以下アルファベット順になります。
バブアー(Barbour)
1894年創業でロイヤルワラントを保有する、アウトドアを主力とするバブアー(Barbour)。オイルドジャケットが定番です。
本店があるニューカッスル(Newcastle)はサウス・シールズ(South Shields)に、バブアー・ファクトリー・アウトレット(Barbour Factory Outlet)があります。
観光や出張などでニューカッスル近辺に滞在(宿泊)するなら気軽に行ける距離ですが、ロンドンから日帰りとなると、丸一日かかり結構タイトな予定になると思います。
住所:
J Barbour And Sons Ltd
South Shields NE34 9PD
United Kingdom
電話番号:
+441914284707
営業時間:
曜日 | 営業時間 |
---|---|
月曜日から土曜日 | 10:00-16:30 |
日曜日 | 11:00-16:00 |
最寄駅:
地下鉄Bede駅(Tyne and Wear Metro)。
ロンドンから電車の場合、London North Eastern Railway(LNER)でニューカッスルまで行き、地下鉄Tyne and Wear Metroに乗り換えます。合計で片道4時間弱の旅程です。
(LNER)
King’s Cross駅発
Newcastle駅着
(Metro)
Central Station駅発
Bede駅着
最寄駅からは、徒歩数分でファクトリー・アウトレットに着きます。ロンドンからニューカッスルは、飛行機だと片道1時間程度で行けますが、空港から市内への移動時間、空港での待機時間などを鑑みると、結局電車と大して変わらないかと思います。
お店に入ると新品の商品が陳列されていますが、そのまま奥に行くとアウトレット商品のセクションになります。
バブアーに限った話ではありませんが、正規品の型落ちや売残りなどで値引きされたものから、B級品やサンプル品として出荷されなかったものがあります。
大人から子ども向けまで、かなり在庫数は多いです。最大で70%位値引きされている印象ですが、行った時に何があるかは運次第ですね。
因みにアウトレットやファクトリーショップではありませんが、ロンドンにある百貨店でもバブアーは取扱いがあり、セール中であればお得に購入できます。
ニューカッスルに行く予定があるか、かなりのバブアー好きなら本店に併設しているファクトリー・アウトレットも良いですが、往復の時間と交通費を鑑みると、百貨店(House of FraserやJohn Lewisでの取扱いが多い印象)の方が、実はお得かもしれません。
特にHouse of Fraserは、バブアーなどのトップブランドでも安く販売していて、公式オンラインサイトで確認する事ができます。
また後述するビスタービレッジ(アウトレットモール)内にも、バブアーの店舗があるので限られた日程で複数ブランドをみたい時は、有力な候補先と言えます。
ビスタービレッジ(Bicester Village)
基本的に本記事で紹介しているのはイギリスのブランドですが、ビスタービレッジ内にあるショップはこの限りではありません。
英国製の革靴や陶磁器がお目当ての場合を除けば、アウトレット・モールとしてビスタービレッジが一押しです。
バーバリー(Burberry)
1856年創業でロイヤルワラントを保有する、バーバリー(Burberry)。普遍的なデザインのトレンチコートは、あまりに有名過ぎるので説明不要かと思います。
ビスタービレッジ内にもバーバリーの店舗がありますが、ロンドンのHackney Walkという比較的新しい商業エリアの一角に、バーバリー・アウトレット(Burberry Outlet)があります。
Hackneyにあるアウトレットなら、ロンドン市内から電車で30分弱と近いです。立地は、道路を挟んで学校があり、なんとも不思議な空間で、あまり観光地っぽさはありません。
住所:
29-31 Chatham Place, Hackney
London E9 6LP
United Kingdom
電話番号:
+442083284287
営業時間:
曜日 | 営業時間 |
---|---|
月曜日から土曜日 | 10:00-18:00 |
日曜日 | 11:00-17:00 |
最寄駅:
Hackney Downs駅(Overground線、greateranglia線)
最寄駅からは1km程度なので歩いても行けます、バスもあります。Hackneyにあるバーバリー・アウトレットは、女性ものが主流で全体の2/3位でしょうか(男性向けも一部あり)。
Hackney Walkには、他のアウトレット(1815年創業プリングル・オブ・スコットランドなど)もありますが、商業エリア自体はあまり成功しておらず、いつからか公式サイトが削除され、またテナントが埋まらなかったりでゴーストタウンと揶揄されていた事も。
ラベンハム(Lavenham)
1969年創業、キルティングジャケットで有名なラベンハム(Lavenham)。実はイングランド東部サフォークにある、村の名前そのものです。
元々、馬用の防寒具(hourse rugsとして現在も販売中)として作られていたキルトですが、乗馬する人などからの要望を受け1972年からアウターを製作。
馬用の防寒具として、世界で初めてナイロンのキルト生地を使用した事でも有名ですが、何よりエリザベス女王2世が、ラベンハムのhourse rugを使用していた事で、一気に注目を集めるようになりました。
本店工場にファクトリーショップが併設していて、ロンドンからだと十分に日帰り圏内です。
住所:
24-25 Church Field Rd
Sudbury CO10 2YA
United Kingdom
電話番号:
+441787379535
営業時間:
曜日 | 営業時間 |
---|---|
月曜日から木曜日 | 9:00-16:30 |
金曜日 | 9:00-13:00 |
最寄駅:
Sudbury駅(greateranglia線)。
ロンドンからだとLiverpool Street駅発で、Marks Tey駅経由が最速だと思います。
Marks Tey駅までは1時間位、同駅から最寄駅まで20分程度です。
最寄駅からは、タクシーで5分、バスで20分程度です。バスは乗継をしないといけないので、やや面倒です。
サフォークでファミリー・ビジネスとしてはじまったラベンハムですが、2013年にFred Perry Holdings Limitedが買収(Acquisition of Lavenham by Fred Perry)しています。
靴の聖地ノーザンプトン(Northampton)
必ずと言って良いほど、靴好きであれば誰もが童心に返るノーザンプトン。靴の聖地と呼ばれるだけあって、たくさんのファクトリーショップがあります。
15のブランドを選定して、別途記事にまとめています。
男性用が多いですが、女性用も揃えているお店があります。
陶磁器発祥の地ストークオントレント(Stoke-on-Trent)
もっとたくさんあるのですが、最終的にいつも選ばれる事が多いウェッジウッド(Wedgwood)、バーレイ(Burleigh)、エマ・ブリッジウォーター(Emma Bridgewater)含む8つのショップを、別途記事にめとめています。
食器は箱が付かない事が多いですが、入念にラッピングしてくれます。
最後に
以上、ロンドン在住者が、日本からの来訪者を案内して好評を博した、英国のアウトレット一覧(及び百貨店)でした。
- バブアー(Barbour)
- ビスタービレッジ(Bicester Village)
- バーバリー(Burberry)
- ラベンハム(Lavenham)
- 靴の聖地ノーザンプトン(Northampton)
- 陶磁器発祥の地ストークオントレント(Stoke-on-Trent)
定価に対する割引率や、日本未発売モデルの有無、往復の時間・交通費など、総合的にみて満足度が高かったのは、ノーザンプトン(靴)やストーク・オン・トレント(陶磁器)だったと思います。
どちらもモールではありませんが、狭いエリアに集中して複数のお店があるので、効率よく買物できます。
ビスタービレッジは、靴や陶磁器ほどディープではありませんが、とにかくブランド数が多く商品の幅があるので、万人受けすると思います。
コロナ禍で、入店規制や営業時間が変更されている可能性があるので、現地に行かれる前には個別にご確認下さい。
※本文は以上です。
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