マークダウン記法のショートカット一覧、表・改行・リンク・引用等

VS CodeやAtomなどテキストエディタを用いてマークダウン記法する際、自分が良く使うショートカット(Syntax)の一覧をまとめてみました。

主にWordPress(ワードプレス)にHTML出力する用途で、テキストエディタを使用しています。

もしかしたらお使いのテキストエディタや拡張機能によって、若干仕様が異なったりHTML出力した際に上手く反映されないかもしれませんが、適宜お手元で色々とお試し下さい!

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ヘッダー(見出し)

ヘッダー(見出し)ですが、シャープ(#)記号の後は、半角スペースを1つ設けるようにします。便宜上本記事内では、半角スペースを□で表しています。

#□H1
##□H2
###□H3



本文のみコピー&ペーストしてHTML出力していたのですが、H1から下書きを開始した場合(つまりテキストエディタ上、「#□任意の記事タイトル」が冒頭にくる)、一括でH1と本文がWordpress上にHTML出力できてしまうので大変便利です。

強調

イタリック」はアスタリスク(*)或いはアンダーバー(_)記号を使います、どちらの記号でも「イタリック」と表示されます。

また文字や文の両脇に記号を付す代わりに、協調したい箇所を選択した上で、Ctrl + Iとする事も可能です。

*イタリック*  
_イタリック_




太字は、イタリックと同じ記号を2つ続けて使います。同様に、どちらの記号でも太字で表示されます。

Ctrl + Bで代用する事ができます。この辺りはオフィスライクですね。

**太字**  
__太字__


またイタリック太字を組み合わせる事も可能です。

Ctrl + I and/or Bを使わない場合、強調するSyntaxはアスタリスク(*)だけを用いて覚えた方が、シンプルですね。

***イタリックと太字***  
**_イタリックと太字_**  
__*イタリックと太字*__

上記は、イタリックと太字と表示されます。

リスト

リストはアスタリスク(*)、マイナス(-)、プラス(+)などの記号を用いて作成できます。

記号の後、半角スペースを1つ設けるようにします。便宜上本記事内では、半角スペースを□で表しています。

*□アイテム1
*□アイテム2
*□アイテム3

-□アイテム1
-□アイテム2
-□アイテム3

+□アイテム1
+□アイテム2
+□アイテム3

何れの記号の場合、以下のように表示されます。

  • アイテム1
  • アイテム2
  • アイテム3

テキストエディタ上、何れかの記号を使い改行すると、自動で次の記号が表示されますが、リスト作成時は、記号を混合して使わないようにしましょう。



続いて、連番のリストです。数字とピリオド(.)で表示可能です。同じく記号の後、半角スペースを1つ設けるようにします。

1.□アイテム1
2.□アイテム2
3.□アイテム3
  1. アイテム1
  2. アイテム2
  3. アイテム3

連番のリストですが、一番最初の数字を起点として昇順に認識します。

例えば5が起点であれば、6、7と続きます。

また5の次に、7、10とランダムな数字を設定しても、プレビュー画面では、あくまでも一番最初の数字を起点とする事から5、6、7と表示されます。

リンク

URLを直接貼り付けたい場合、アドレスだけでもOKですが、< >(小なりと大なりの記号)で対象となるURLを閉じる事でテキストエディタ上、色が付くのでリンクである事を容易に認識できます。

<https://ifura.net>

https://ifura.net


特定の文字に対してURLをリンクさせたい場合は、角カッコ及び角カッコ閉じ[ ]と、丸カッコ及び丸カッコ閉じ( )を使います。

[ ]内には特定の文字を、( )内にはURLを書き込みます。

[ifuraの海外生活応援ブログ](https://ifura.net)

ifuraの海外生活応援ブログ

引用

引用文は大なり(>)の記号だけです。

>引用文
>
>あいうえお
>かきくけこ

引用文

あいうえお
かきくけこ


引用文の中に、空白の行を設けて複数のパラグラフを明記したい場合は、上記の通り>を用いて改行すればOKです。

表テーブル

表テーブルは、バーティカルバー(縦棒、縦線、パイプ)を使います。

Windowsの場合、Shift + \でバーティカルバーを表示できます。

| 左揃え | 中央揃え |                   右揃え |
| :——— | :———-: | ————————: |
| 一行目 | サンプル |                サンプル |
| 二行目 | サンプル | セル内で<br>改行 |
左揃え中央揃え右揃え
一行目サンプルサンプル
二行目サンプルセル内で
改行

上記の例だと、一行目がヘッダー、二行目のコロン(:)とマイナス(-)記号を用いて、左揃え・中央揃え・右揃えを設定し、三行目以降は適宜内容を書き込みます。

わたしの場合、VS Codeを用いてWordpressに貼り付けていますが、中央揃え・右揃えは何故か上手く設定できず、常に左揃えになってしまいます…


テキストエディタ上だと表テーブルを成している文字列が崩れたように見えてしまう為、対象範囲を選択した上で、Alt + Shift + Fにより表の成型が可能です。

ある程度の行列数に達する表テーブルであれば、マークダウン記法に拘らずエクセルやGoogleシートなどで作成したものをコピーして、Wordpressに直接貼り付けた方が楽だと思います。

改行

改行する場合、前述の通り<br>を挿入する必要があり、表テーブルのセル内でも有効です。

本文内で改行する場合は、<br>でも良いですが、半角スペースを2つ以上設ければOKです。便宜上本記事内では、半角スペースを□で表しています。

あいうえお□□
かきくけこ
あいうえお
かきくけこ

最後に

テキストエディタを用いてマークダウン記法する際、自分が良く使うショートカット(Syntax)の一覧でした。

冒頭でお伝えした通りで、もしかしたらお使いのテキストエディタや拡張機能によって、若干仕様が異なったりHTML出力した際に上手く反映されないかもしれませんが、適宜お手元で色々とお試し下さい!


マークダウン記法をつくった一人John Gruber氏が運営するサイトでは、Syntaxの説明ページがあるので、興味があれば合わせてご確認下さい。



※本文は以上です。
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