外科医師や警視庁が実践、家庭で簡単にメガネの曇り止め対策&代用

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イングランド王立外科医師会や、警視庁警備部災害対策課などプロが実践する、メガネの曇り止め対策。

家庭にあるもので、誰でも簡単に代用可能なので、おススメです!


普段コンタクトレンズを使っている人でも、風邪やインフルエンザ、花粉などの予防策として、メガネを着用する機会があるかと思います。

新型コロナなどウイルスが流行している時は、マスクに加えて、敢えてメガネを着用して外出している人も多いのではないでしょうか。

周囲と自分の顔の間に、メガネという物理的な壁があると、それだけで安心が違いますよね。

ただ難点として、メガネをかけているとレンズの曇りが気になるところです。
視界が遮られるとストレスになりますし。

本記事では、家庭にあるもので誰でも簡単にできる、メガネの曇り止め対策&代用、そしてマスク着用時でも、レンズを曇らせないコツを共有したいと思います!


メガネのレンズ、曇り止め対策&代用

メガネのレンズ、曇り止め対策&代用として、大きく2つのポイントがあります。

  • レンズ自体に、石鹸やソープ等でコーティングを施す
  • 息の流れがマスクの上方向にいかないよう対処する

それぞれ詳しく説明したいと思います。


石鹸やソープ・食器用洗剤等でレンズをコーティング

イングランド王立外科医師会(The Royal College of Surgeons of England)がすすめる方法です!

レンズをコーティングといっても、やり方は簡単で石鹸やソープ、食器用洗剤等でメガネを洗うだけです。

意識してレンズに石鹸やソープを塗りましょう。

できればレンズは自然乾燥が好ましいですが、そこまで暇な人も少ないと思うので、レンズはソフトなタッチでティッシュ等で軽く拭きます。


イングランド王立外科医師会の公式Youtubeです、効果を確認できます。

How to stop your glasses from fogging up while wearing a face mask



石鹸やソープ・食器用洗剤等の共通点は、界面活性剤です。

界面活性剤という言葉は、中学生くらいの家庭科の授業で習った記憶があります。


メガネを石鹸等で洗う事で、レンズに親水性の界面活性剤の皮膜ができます。

因みに市販品の曇り止めも、原理は全く同じです。
なぜ、被膜ができるとレンズが曇らないのかは、追って説明します。

マスクの上部を折る、ティッシュをはさむ、テープでとめる

次は、警視庁警備部災害対策課がすすめる方法です!

マスクの上部1/4程度を内側に折る、また折り込んだ場所にティッシュペーパーをはさむと良いです。



ツイート自体では言及がありませんが、必ずマスクの上にメガネがくるようにします。



また医療現場の方のように、一日中マスクを付けっぱなしという場合は、鼻筋と頬に沿って医療用テープを貼る対策も有効です。



肌が被れなければ、必ずしも医療用テープで無くても大丈夫だと思います。


警視庁警備部災害対策課がすすめる方法、マスクの上にメガネがくるようにする方法、マスクを医療用テープで鼻筋と頬に貼る方法、何れもマスクの上方向に向かう、息の流れを遮断する為のものです。

曇り止め効果の持続時間

メガネが曇る原因と対応策を考えると、結局被膜が取れてしまえば終わりです。

メガネの手入れでレンズを拭いたりする人もいると思うので、1日とみておいた方が良さそうです。


マスク上部を折る、ティッシュペーパーをはさむ方法であれば半永久的です。ただし衛生的には、マスクは1日で取り換えた方が良いかと思います。

なぜメガネのレンズは曇るのか、原因は

メガネのレンズが曇る原因は結露、水蒸気と気温差(温度差)によるものです。


急激な温度差などによって、空気中の水分(湿気や、マスク着常時の自分の息など)が細かく水滴となって、メガネのレンズ表面に付着する事で白く見え、曇る状態になります。


2011年に発表されたイングランド王立外科医師会の年報には、マスクをつけると呼気のほとんどが上に向かい、レンズと接触するとあります。

The Royal College of Surgeons of England

annals
Volume: 93 Issue: 2, March 2011, pp. 168-168

A simple method to prevent spectacle lenses misting up on wearing a face mask
Sheraz Shafi Malik1, and Shahbaz Shafi Malik2

DISCUSSION
The face mask directs much of the exhaled air upwards where it gets into contact with the spectacle lenses. The misting occurs from the warm water vapour content condensing on the cooler surface of the lens, and forming tiny droplets that scatter the light and reduce the ability of the lens to transmit contrast.1 The droplets form because of the inherent surface tension between the water molecules. Washing the spectacles with soapy water leaves behind a thin surfactant film that reduces this surface tension and causes the water molecules to spread out evenly into a transparent layer. This ‘surfactant effect’ is widely utilised to prevent misting of surfaces in many everyday situations.

引用元リンク:https://publishing.rcseng.ac.uk/doi/full/10.1308/rcsann.2011.93.2.168b




つまり水蒸気と気温差(温度差)という条件に合致する冷たいメガネのレンズと、温かい息の組合せがダメという訳です。

冒頭で紹介した方法は、何れも結露を緩和させる効果があります。


レンズ表面に界面活性剤の被膜があると、空気中の水分が水滴となることなく、薄い均一な水の膜になるので、曇らなくなります。

またマスクをした時の呼気が上方から抜けて、メガネのレンズに触れないようにする事で、結露が発生しにくくなります。



余談ですが、ロンドンの冬は霧が発生しやすいのですが、原理は同じで大気中の寒暖差によるものです。

まとめ

界面活性剤に頼る方法と、物理的に呼気の流れをかえる方法の組合せで、マスク着用時でもメガネのレンズが曇りにくくなるという記事でした。

最後にもう一度、ポイントです。

  • レンズ自体に、石鹸やソープ等でコーティングを施す
  • 息の流れがマスクの上方向にいかないよう対処する


海外だと、結構香りが強いソープや食器用洗剤が多くあるので、一度失敗しました。匂いがメガネに付着して、なかなか取れずに、軽く頭痛になった程です。

レンズの曇り止め効果はあるので、無臭に近いソープや食器用洗剤でメガネを洗った方が良いです。



日本だとコンビニや100円均一ショップ等で、手軽に曇り止め防止品が買えますが、海外だと手に入り難かったりするので、家庭にある身近なもので代用する方法を覚えておくと、災害時など何かと便利ではないかと思います。




※本文は以上です。
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