オフラインでPDF化、編集可能な無料ソフトLibreOffice

インターネット未接続でワード&エクセル等をPDF化して、保存可能な無料ソフトLibreOffice(リブレオフィス)の記事です。

単にPDFとしてエクスポートするだけでなく、テキスト編集及び図形・グラフなどの挿入も可能なんです!

アドビ(Adobe Acrobat DC)やグーグル(Google)、マイクロソフトWeb版(Microsoft Online)などオンライン上で、何れも無料でPDF化する事ができます。

無料で使えて便利である事は確かなのですが、インターネットへの接続環境や、ファイル内容によってはクラウド上にアップロードするのではなく、オフラインでPDFとしてエクスポートや編集したい場合もあるかと思います。

そんな時は各社製品と互換性がある、インストール型の無料ソフトLibreOfficeが大変おすすめです!

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オフライン・無料でPDF化!LibreOfficeとは

Microsoft Office製品と互換性がある、無料代替ソフトLibreOfficeをご存じでしょうか。

インストール型の無料ソフトLibreOfficeを使う事で、オフラインでファイルをPDFとしてエクスポートして保存する事が可能です。


WordとExcelに相当するのは、LibreOfficeだとWriterとCalcです。

Writer / Calc共通
ファイル < エクスポート < ファイルの種類 < PDF


Writer

ファイル < 次の形式でエクスポート < PDFとしてエクスポート

Calc
ファイル < PDFとしてエクスポート


詳しくは以下の投稿記事で説明していますが、フランス、スペイン、イタリアなど防衛省含む政府機関・自治体・学校・病院等で、LibreOfficeが導入されています。

Microsoft OfficeやAdobe製品の互換ソフトは、有料・無料問わず様々なものがありますが、無料ソフトをインストールして使う事に、主にセキュリティ面で抵抗がある方もいるかと思います。

その点、LibreOfficeは主に3つの理由から、ある種安心感を与えてくれます。

  1. 開発元がしっかりしている
  2. 定期的な更新がなされている
  3. 国内外の政府機関や自治体等での導入実績がある


日本だと、徳島県庁福島県会津若松市役所埼玉県久喜市役所滋賀県甲賀市役所静岡県湖西市役所愛知県豊明市役所JA福岡市などの自治体でLibreOfficeが利用されていますね。

PDF編集は、LibreOffice Draw

冒頭で触れた通り、LibreOfficeに含まれているDrawを使う事で、PDFのテキスト編集及び図形・グラフ挿入などが可能です。

とても無料とは思えない程、優秀なソフトウェアです。

またDrawに限った話ではありませんが、ある程度互換性があるにしても、LibreOfficeで各種ファイルを開こうとすると、レイアウトが崩れてしまう事もあります。


恐らくシビアな使い方をしている人ほど、本家アドビやマイクロソフト製品などを有料で使っているかと思いますが、無料のLibreOfficeを使う上で妥協しなくてはいけない事が出てくるのも事実です。

わたしの場合、致命的な問題に直面した事はなく、必要十分過ぎる機能をLibreOfficeは有しているので、大変満足していますが人によっては注意が必要です。

この辺りは各人の使い方によるので、実際に色々と試してみる他ありません。

本家アドビ最新版は、サブスクリプションライセンスのみ

PDF(Portable Document Format)は、アドビが開発したファイルフォーマットです。

アドビの最新版は、現状サブスクリプションライセンスのみ販売しています。



以前は永続ライセンスを取扱っていたのですが、Acrobat DC 2015シリーズは2020年7月7日、Acrobat 2017シリーズは2022年6月6日が、それぞれサポート終了日となっています。
https://acrobat.adobe.com/jp/ja/information/acrobat/endsupport.html


サブスクリプションライセンスのAcrobat DC最新版を購入してPCにインストールすれば、常時インターネット接続をしていなくてもファイルのPDF化が可能です。

ただしオンライン上で、定期的なライセンス認証が必要な点は要注意です。

インターネットへの接続およびオフライン猶予期間
Acrobat Pro DC または Acrobat Standard DC をインストールする場合は、直接コンピューターにインストールされます。最初の起動時30 日ごとにライセンス手続きを実行してサブスクリプションを検証するため、インターネット接続が必要です。

引用元リンク:https://helpx.adobe.com/jp/document-cloud/kb/internet-connectivity-and-offline-grace-period—acrobat-dc.html


Acrobat DCは仕事で使うには申し分ないソフトかと思いますが、プライベート利用で使用頻度がそもそも低いライトユーザーにとっては、お値段的に高嶺の花で、無駄に高機能過ぎる面もあります。

最後に

インターネット未接続でワード&エクセル等をPDFエクスポートでき、編集も可能な無料ソフトLibreOfficeの記事でした。

アドビやグーグル、マイクロソフトなどの名だたる企業であれば、相応のセキュリティ対策を講じている筈ですし、オンライン上でファイルをアップロードしてPDF化する事に対して、個人的にはあまり抵抗がありません。

しかしファイルの内容次第では、万が一を考えてクラウド上でPDF化する事に抵抗があったり、インターネットへの接続環境など、その他の理由でオフラインでの作業が求められる場合もあるかと思います。


オフィス系ソフトはプライベート使用であれば、無料で使えるクラウド型Googleと、インストール型LibreOfficeの併用が最強ではないかと思います。

LibreOfficeを使用した事で、個人的に何か問題が起こった事はありませんが、ソフトのインストール及び使用は自己責任でお願いいたします。





※本文は以上です。
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