毛布が無いイギリス?知らないと寝れない英単語Duvetとは

初めての引越で失敗した時の話です。

“Blanket”で探しても、一向にそれらしき商品が出てこないイギリス。渡英して家が決まり、引越が済んでから気付いたのですが、ベッドにマットレスしかありません。

イギリスでは”Furnished”といって「家具付き」の賃貸物件があり便利ですが、その場合でも寝具は一般的にベッドフレームとマットレスだけの事が多いです。

後から冷静に考えると、衛生的にみて至って普通ですが、当時は「家具付き」だから掛布団や毛布など寝具類は全て揃っているもんだと勝手に思っていました。

ひとまずArgosに行けば、必要なものが買える事を不動産エージェントに教えてもらい、直行したのですが、今度は寝具に関する英単語が分からず、思った以上に苦戦しました。

本記事では渡英するなら知っておきたい、イギリスの寝具事情について簡単にまとめてみました。

英単語”Duvet”とは

イギリス特有みたいなのですが、”Duvet”という英単語があります。

Oxford English Dictionary(OED)で調べてみます。

duvet
Pronunciation /ˈd(j)uːveɪ/

NOUN
British A soft quilt filled with down, feathers, or a synthetic fibre, used instead of an upper sheet and blankets.

引用元リンク:https://www.lexico.com/definition/duvet


“Duvet”は「羽毛などダウン、または合成繊維で満たされた柔らかいキルト。上部シーツと毛布の代わりに使用される」とあります。

わたしは日本に住んでいた時、掛布団と毛布の組合せだったので、渡英当初あまり意味が分からなかったのですが、どうやらイギリスでは”Duvet”さえあれば良いみたいです。

日本語にすると、”Duvet”はそのまま「羽毛布団」と訳されているようです。


“Duvet”の発音を強引にカタカナ表記すると「デューヴェィ」です。上記OEDのリンク先で、発音の確認ができます。

厳密には”Duvet”カバーをつけて使用します。

例えばArgosの場合、メインページからは以下のように検索できます。

Shop ▷ Shop all categories ▷ Home & Furniture ▷ Bedding ▷ Duvet Cover Sets

サイト内検索ウィンドウで、直接”Duvet”と検索する事も可能です。


Argosはオンラインに加えて実店舗もありますが、お店には分厚いカタログやタブレット端末が配置されていて商品を選択し、レジで支払い後に商品を受取る仕組みです。

店舗によってはごく一部の商品を陳列していますが、基本的に実物の商品を手に取って確認する事ができないので、自分が探している商品名やカテゴリーが何か把握しておく必要があります。


当時Argosのコンセプトが理解できなかったのですが、その後イギリスの配達事情があまりにひどい事を身を以て経験し、その場で確実に商品を受取れるメリットを理解した次第です。

イギリスにおける”Duvets”のサイズ

イギリス国内であれば、”Duvets”のサイズはメーカー問わず、大体以下の値に当てはまるかと思います。

ご参考までに、”Bed Mattress”サイズも合わせて表記しています。

一般的なサイズDuvets
横×横
Bed Mattress
横×縦
シングル135-140×200cm90×190cm
ダブル200×200cm135×190cm
キング225-230×200-220cm150×200cm
スーパーキング260×220cm180×200-220cm



詳細はマットレスのタグ等を確認の上、サイズにあった”Duvet”をお選びください。

その他、寝具に関する英単語

折角なのでArgosの公式サイトを参考に、寝具に関する用語をリストアップしてみました。

英語日本語意訳
Duvet Cover Setsデゥーヴェィとカバーのセット
Sheetsマットレス・カバー
Duvetsデゥーヴェィ
Pillows
Blankets & Throws毛布&スローケット
Kids Bedding子ども向けベッド用品
Mattress Toppers上敷きマット
All Bedding全ベッド用品


もしベッドフレームとマットレスが既にあれば、あとは以下の3点を購入すれば最低限は揃います。

  • マットレス・カバー(Sheets)
  • デューヴェィとカバー(Duvet Cover Sets)
  • 枕(Pillows)


順に細かく見てきます。

“Duvet”(デューヴェィ)

“Duvet”(デューヴェィ)には、保温機能に応じてTogという単位で数字が割り振られています。Togの数値が高いほど、温かい”Duvet”という事になります。

暑がりか寒がりか、家のセントラルヒーティング事情などにもよりますが、夏(2.5-7)と冬(10.5-13.5)の2シーズンで使い分けたり、通年(10.5あたりが主流)で使用したり人それぞれです。

迷ったら、Togはひとまず10.5にしておけば無難だと思います。

なんとなく分厚い”Duvet”の方が温かいイメージですが、あくまでもTogの数字で判断した方が賢明です。

“Sheets”(マットレス・カバー)

Sheets(マットレス・カバー)は、Argosのサイトではマットレス用です。

ここでは”Flat sheets”と”Fitted sheets”がありますが、前者は単純に長方形のシーツカバーで、後者は縁の全周にゴムが入っているので角を合わせてマットレスにフィットする事ができます。

“Flat sheets”であれば、規定サイズ以下のマットレスでも使えますが、マットレスと同じメーカーでサイズが分かっている場合”Fitted sheets”の方がスチャっと装着できます。

後述する上敷きマット等を使用するなら、”Flat sheets”の方が良いかもしれませんが、お好みでどうぞ。

“Pillows”(枕)

枕はあまりイギリス独自という点は無いかと思います。

拘りが強い人は、枕であればサイズ的にも気軽に日本から海外に持込める商品ですね。

“Blankets & Throws”(毛布&スローケット)

Throws(スローケット)は羽織ったりひざ掛けにしたりするものです。ベッドだったりソファーで使います。

ブランケット(毛布)みたいなものですが、違いはサイズ(スローケットの方が小さい)と使われる場所でしょうか。


因みにスローケットは和製英語だと思います、イギリスでは使われていませんでしたが、日本では”Throws”の事をスローケットと呼んでいるようです。

スローとブランケット」を組み合わせたものなのでしょうか。

“Mattress Toppers”(上敷きマット)

“Mattress Toppers”はマットレスの上敷きマットで、使用する事で好みの寝心地に近づける事ができます。

もしマットレス本体を購入する場合、上敷きマットと混同しないように気を付けましょう。

マットレス本体のクッション性が低下してきたけど、買い替えにはまだ早い時などに、上敷きマットで調整する人が多いようです。

ロンドンにある”Duvet”等が買える実店舗

後から知りましたが大手スーパーチェーンSainsbury’sの比較的大きな店舗でも”Duvet”等を取扱っています。

スーパーの場合はArgosと違い、実物が店頭に置いてあるので確認できるのが良いですね。衛生品扱いの為か、開封まではできませんが。

百貨店であればディスプレイされていて、よりイメージが湧きやすいです。以下の投稿記事では詳しく取り上げていませんが、John Lewisが寝具類に限らずオールマイティに使えて、値段と質のバランスが絶妙なので何かとおすすめです。



寝具類は引越当日に買うような物ではありませんが、英国Amazon(アマゾン)などオンラインショップでも勿論扱っています。

最後に

渡英前や引越前に、”Duvet”含むイギリスの寝具事情を知っていたら、賃貸物件の入居日にバタバタする事が無かったと思い今回記事にしてみました。


もし”Duvet”だけで寒いようであれば、Togの数値が高い物に買い替えたり、毛布やスローケットなどかければ良いと思います。

セントラルヒーティングの場合、冬は家全体を温かくして半袖で過ごせる位なので、そこまで保温機能が高い”Duvet”は必要ないかもしれません。


なお「家具付き」の賃貸物件(Furnished)でも、大家さんや賃貸契約の交渉内容によっては、ベッドフレームとマットレスに加えて、一式寝具類を用意してくれたりします(新調してくれるかは交渉次第)。

但し、退去時に専門業者にクリーニング依頼する事を考えると、ベッドフレームとマットレスだけに敢えてしておいた方が、個人的には良いと思います。

今後イギリスに住む予定の方の参考になれば幸いです。




※本文は以上です。
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